経営状況


  1. 洗心之家は、管内の民間篤志家によって設立された更生保護法人であって、岐阜保護観察所の指導監督を受けている。
  2. 洗心之家は、定款の定めにより理事・監事・評議員をもって組織し、理事長1名、副理事長2名、常務理事2名を配置し、経営にあたっている。
  3. 洗心之家は、全国でも数少ない女子専門の更生保護施設で、被保護者は笠松刑務所(女子)や豊橋刑務支所(女子)を出所した者が多い。
    収容定員は、14名で、2名の少年女子の受入れ可能。
    さらに、高齢・障害者受入指定施設である。
    被保護者に規則正しい生活を習慣づけさせ、まじめに働き、健全な社会人となって自立更生するよう指導、援助している。 就職については、ハローワーク岐阜の斡旋と協力雇用主の支援により、本人の希望と能力に応じて決めることにしているが、定着するまでは本人の努力はもちろん職場や地域社会の理解が必要である。
  4. 所要経費
    被保護者の人員とその日数に応じ、委託費として国費が支弁されるが、毎年必要経費に大幅な不足を生じ、どうしても管内篤志家等による寄附金に依存しなければならない状況にある。
    賛助会員制度が設けられたのは、この趣旨によるものであり、皆様のご協力をお待ちしております。
  5. 職員
    現在常勤職員2名(施設長、補導主任,福祉職員、補導員2名)、非常勤宿直職員2名によって収容者の更生保護に努めている。

沿 革


昭和24. 3

岐阜県笠松町において、「東洋産業女子興風寮」として発足する。


昭和26.10

財団法人認可され、「笠松女子興風寮」と呼称する。


昭和33. 6

岐阜市洞字稲木964番地に移転し、「黒野寮」と改称する。


昭和24. 3

岐阜県笠松町において、「東洋産業女子興風寮」として発足する。


昭和39. 4
~同42.12

都合により、事業を休止する。


昭和43. 1

事業を再開する。


昭和45. 1

「洗心之家」と改称し、現在に至る。


平成 3. 5

岐阜市大字石谷字南山770番地22(現在地)に移転する。


平成 8. 4

「更生保護法人洗心之家」となる。